こんにちは、リバティエンジニアのFUNA(フナ)です。
現役でフリーランスのエンジニアとしてアプリケーション開発やWeb制作、SEOやブログ運営をしています。
この記事はこんな方におすすめ
- スキル不足でフリーランスになったらどうなるのか知りたい
- スキル不足でフリーランスになってしまった場合の選択肢が知りたい
- フリーランスになる前に準備しておくべきことが知りたい
今回は、スキル不足でフリーランスエンジニアになってしまった人の末路について、実話を元にお話しします。
目次
【実話】スキル不足でフリーランスになってしまった人の末路
エンジニア歴1年でフリーランスになった20代男性の場合
まずご紹介するのはエンジニアとして異業種から転職し、1年間IT企業に勤めた後フリーランスになった20代男性です。
私はフリーランスという働き方に憧れを持って、エンジニアに転職しました。そこから1年実務経験を積んでから、すぐにフリーランスとして独立しました。でも実際はそんなに甘くなくて、案件が全く獲得できず仕事すらできませんでした。
今思えばフリーランスになってからのことをほとんど考えられていなかったなと、後悔しています。
この男性は「フリーランス」という働き方だけに憧れ、深いことを考えずにフリーランスになりやすいエンジニアに転職しました。
その憧れが強すぎて、あまり深く考えずにとりあえずフリーランスになってしまいました。
その結果、スキル不足で案件が全く獲得できずに、再就職してしまうことになりました。
未経験独学でフリーランスに転身した30代男性の場合
次にご紹介するのはエンジニア未経験で独学で勉強し、実務経験は積まずにフリーランスエンジニアになった30代男性です。

完全に勉強不足でした。
30代男性
私は完全にエンジニア未経験でした。独学で勉強してからすぐにフリーランスとして独立したのですが、実務経験・実績・コネクションも何もなく、案件が獲得できませんでした。
実務未経験でもフリーランスエンジニアになれると聞いていたけど、その分スキルが必要だということも理解していたつもりでしたが、まだまだスキルが足りなかったようです。
今では潔くエンジニア転職して実務経験とスキルを積み上げています。
この男性がフリーランスエンジニアになるのに失敗した大きな理由は「完全に未経験」だったことです。
未経験でもエンジニア転職はある程度勉強すれば可能です。
ですが、それがいきなり「フリーランス」となると話は変わってきます。
未経験からフリーランスは実務経験がない分、一定のスキルやその証明が必要です。
そこだけはしっかりと考えて行動する必要がありますので、未経験からフリーランスを目指す方は注意しておきましょう。
フリーランスエンジニアになった後に気付く失敗例
フリーランスエンジニアになったはいいものの、その後に失敗に気付くことも多くあります。
ここでは、実際にフリーランスエンジニアになってからわかった失敗を紹介します。
【スキル不足フリーランスの末路】失敗例①特に何も考えていなかった
フリーランスエンジニアになったはいいものの、「フリーランスになる」ということを目標にしすぎてその後のことを何も考えていない。
そんなことある!?と言いたくなるような事例ですが、意外と多いのが事実です。
というのも、フリーランスになりたい!フリーランスになって自由に働く!という「フリーランスになることをゴールとしている」人が多いのです。
こんな考えの人はフリーランスになったことで満足してしまい、その後どうしたらいいのかわからず右往左往しているうちに貯金が尽きて結局再就職するということが多いです。
ポイント
フリーランスになることをゴールにしない。
【スキル不足フリーランスの末路】失敗例②縛られるものがなく楽をしてしまう
フリーランスという働き方は、1日をどう過ごしても誰にも何も言われない「自由」です。
その環境に甘えてしまい楽をしてしまって何も行動できなくなってしまう人がいます。
いざ案件を獲得できても、いつ働いてもいいから今は違うことをしよう。という思考になってしまうのです。
自己管理ができない人は、絶対と言っていいほどフリーランスは向いていないでしょう。
ポイント
フリーランスには自己管理能力が必須。
【スキル不足フリーランスの末路】失敗例③スキルが足りず案件がない
独学でそのままフリーランスになった方や、実務経験が浅い状態でフリーランすエンジニアになった人は、スキル不足が理由で案件をとることができない人が多いです。
また、フリーランスになったら案件探しも自分でやる必要があります。
つまり「営業能力」も必要なのですが、そう言ったスキルを身に付けずにフリーランスになる人が一定数いるのも事実です。
フリーランスエンジニアにとって最初の課題は「営業」です。
もし営業が苦手なのであれば、エージェントに案件を探してもらう方法もありますので、下の記事後半でも解説しているので参考にしてみてください。
>> 個人的におすすめする転職サイト・エージェント(フリーランスを目指す方)
フリーランスになる前に準備しておくべきこと
フリーランスになりたいのであれば、なる前に事前準備を怠ってはいけません。
具体的には、
- どの分野で働くかを明確にする(実案件をみてみる)
- その分野で稼ぐにはどんなスキルが必要か確認
- そのスキルが自分に本当にあるのか知る
- 技術以外にもお金の管理や営業についても知る
このような項目です。
特に大事なのは、営業やお金管理のことと実案件をみてみることです。
営業は先ほども解説しました、お金管理のことは下記の記事をみてください。
>> 【フリーランスエンジニア】仕事やお金の気になる話
実案件を見ることで、世の中の需要を知ることができます。
それに合わせて自分のスキルを身につければいいので、一番近道となりますね。
詳細については下の記事で解説しています。
>> 現役フリーランスエンジニアが実際に受けてきた案件例を大公開!
【結論】スキル不足でも問題ありません。-思考や対策-
ここまで、スキルが不足しているのにフリーランスエンジニアになると痛い目にあるという解説をしました。
ですがここからは、もしスキル不足でフリーランスになってしまったとしても問題ない。ということについて深掘りします。
実際に私は下のような経歴でフリーランスエンジニアになっています。
フリーランスエンジニアになるまでの経歴
- 飲食系で数年間正社員
- 退職後未経験でIT企業に入社
- 主にC#を使ったシステム開発
- 2年後に退職しフリーランスとして独立
- フリーランスとしては主に「Web開発」を行う
見てわかるのですが、私は未経験から転職し2年間実務経験がありますが、実は組み込み系のシステム開発をしていました。
なのにフリーランスになってからは「Web開発」しかしていません。
実は私もスキル不足でフリーランスエンジニアになっています。
その経験から言うと、「スキル不足でもフリーランスエンジニアになっても問題ない!」です。
スキル不足をしっかりと自覚することで、なんとでも対策できます。
そのために私はまず、実績作りとポートフォリオの作成をしました。
とはいえ実績を作るのにも案件を受ける必要があります。
そこで私はクラウドソーシングなどで「実績を積みたいので格安で案件を引き受けます!」と言って提案しました。
こうすることで、コストを抑えたいクライアント様と繋がることができて、案件を受けることができます。
詳細は下の記事で。
>> 未経験でも大丈夫!成功するフリーランスの案件獲得方法とは!?
クラウドソーシングのおすすめ
こうして工夫することでスキル不足でも実績が積めます、他のクライアント様にも信頼してもらえるようになりますよ。
あと、フリーランスとしてクライアント様とうまくやっていくために「レスポンスを早くする」だけで、印象は大きく変わるので絶対に意識しましょう。
まとめ
フリーランスエンジニアになる前に、必ず下記に目を通してください。
- どの分野で働くかを明確にする(実案件をみてみる)
- その分野で稼ぐにはどんなスキルが必要か確認
- そのスキルが自分に本当にあるのか知る
- 技術以外にもお金の管理や営業についても知る
詳細は下の記事を参考に。
>> 現役フリーランスエンジニアが実際に受けてきた案件例を大公開!
もしスキル不足でフリーランスエンジニアになってしまった場合は、下記の手順でまずは実績を作りましょう。
- クラウドソーシングなどで「実績を積みたいので格安で案件を引き受けます!」と言って提案
- コストを抑えたいクライアント様と契約
- 実績をもとにポートフォリオの作成
- 上記の武器を持って営業を行う
詳細は下の記事を参考に。
>> 未経験でも大丈夫!成功するフリーランスの案件獲得方法とは!?
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