こういった方向けに、HTMLだけでファイルをダウンロードできるようにする方法を解説します。
こんにちは、リバティエンジニアのFUNA(フナ)です。
現役でフリーランスのエンジニアとしてアプリケーション開発やWeb制作、SEOやブログ運営をしています。
この記事はこんな方におすすめ
- HTMLだけでファイルダウンロードの機能を設定したい
- コピペで簡単に実装したい
今回は、HTMLでファイルのダウンロードを設定する方法について解説します。
方法としては、aタグにdownload属性を入れるだけで、ファイルをダウンロードするリンクを作成することができます。
ここでは、具体的な書き方と動作を確認していこうと思います。
目次
HTMLでファイルのダウンロードを設定する方法
早速本題ですが、HTMLでファイルをダウンロードするには、「aタグ」を使います。
aタグは、みなさんもよく使う別のページなどにリンクするために使いますよね。
そのaタグに「download属性」を設定するだけで簡単に実装できます。
HTMLのaタグにdownload属性を設定する構文
download属性の設定は非常に簡単です。
<a href="test.pdf" download="test.pdf">test.pdfのダウンロード</a>
このように、aタグに「download=""」を追加して、ダウンロードするファイルのパス(URL)を「href=""」内に記述するだけです。
- 「href=""」には、ダウンロードするファイルパス
- 「download=""」には、ファイルをダウンロードしたときの、デフォルトのファイル名
上記のサンプルコードでは、pdfファイルで記述していますが、pdf以外のファイルも設定できます。
例えば、画像ファイルやワード・エクセルといったファイルもダウンロード可能です。
【サンプルコード】HTMLでファイルダウンロードを設定
では、サンプルコードを見ていきます。
【準備】ディレクトリを作成する
まずは、ダウンロードするファイルを用意する必要があります。
ディレクトリは下記のようにします。
- sample-project
- index.html
- img
- sample.pdf
HTMLを記述する
準備ができたので、「index.html」を記述しましょう。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8" /> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" /> <title>file download test</title> </head> <body> <a href="./img/sample.pdf" download="sample.pdf">PDFをダウンロード</a> </body> </html>
たったのこれだけで実装完了です!
とても簡単ですが実用性があるので、ぜひ覚えておきましょう。
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