ファイルパスとは
”ファイルパス”とは、指定した目的のファイルにたどり着くための道筋を示した情報のことです。
このファイルパスのことを「ディレクトリ」と呼びます。
例えば、パソコンのデスクトップの「新しいフォルダー」というフォルダの中に
「新しいテキスト ドキュメント.txt」というファイルがあった場合に、
この「新しいテキスト ドキュメント.txt」の”ファイルパス”は
このように、ファイルパスとはその目的のファイルを指し示す住所のようなものだと思ってください。
相対パスとは
相対パスとは、今現在作業している作業中のフォルダ(カレントディレクトリと呼びます)から、ファイルやディレクトリの位置を指定する方法のことを指しています。
/* 今作業しているフォルダ(カレントディレクトリ)がデスクトップの場合 */
".新しいフォルダー新しいテキスト ドキュメント.txt"
少し見づらいですが相対パスを示すには、
現在の作業中のフォルダ(カレントディレクトリと呼びます)がデスクトップだった場合、デスクトップより前のパスは" . "で省略して表示することができます。
先ほど「ファイルパスとはその目的のファイルを指し示す住所」と言いましたが、その例で言うと現在地から目的の場所までの経路案内が相対パス。と考えることができますよ♪
なるほど。
現在地から目的地までが相対パスってことですね!
じゃあその反対ですべての情報が指し示しているのはなんていうんですか?
すべての情報を示すものは次紹介しますね!
絶対パスとは
絶対パスとは、ディレクトリの階層の一番上(ルートディレクトリといいます)からファイルやディレクトリの位置を指定する方法です。
/* 絶対パス(フルパスを指定する方法) */
"C:Usersパソコンのユーザー名Desktop新しいフォルダー新しいテキスト ドキュメント.txt"
このように絶対パスは一番上の階層から指定の場所まですべての情報を記述したものになります。
この方法だと、プログラミングする際はファイルの場所を変更した際などにすべて変更しないといけないので、注意が必要です。
先ほどと同じく、こちらも住所で例えてみましょう!
さっきの相対パスは、現在地から目的地までの道順でしたよね。
絶対パスは、ディレクトリのすべてを指定する方法なので、
「日本, 東京都, 〇〇区, 〇〇町, 1-1-1」のようにすべての情報のことです。
まとめ
今回はファイルパスについて、解説しました。
~はじめてのプログラミング~ 基本のイロハ
プログラミングだけでなく、パソコンを扱う方にとっては知っておいて損はないことなので、基本だけでも理解しておくといいでしょう。
- ファイルパスとは「住所」のようなもの
- 目的のファイルの場所を示している
- 相対パスと呼ばれるファイルパスを省略したもの
- 絶対パスと呼ばれるファイルパスを省略せずに表示したもの
この項目だけは押さえておいてください。